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美深町に移住する前の確認事項。冬の生活は大変。

life
  • 美深町に移住したいと考えているけど冬の生活が不安
  • 美深町に移住を考えているけど、町からの補助とかはあるの?
  • 美深町に移住を考えているけど、仕事はどんなものがあるの?

美深町に移住して8年の私が美深町の移住に関して解説していきます。

美深町に地域おこし協力隊で着任し、現在は天塩川のでカヌーガイド(GAC•River Tours)を本業の他に、空き家をリノベしたりと様々な仕事をしています。

美深町に移住を考えているなら、まずは美深町の1番いい時期(6月〜9月)と大変な時期(12月〜2月)に来て見るのがおすすめ。

1番いい時期に来るのは考えつきそうですが、肝なのが1番大変な冬の時期に来ること

毎日、除雪をしたり、屋根の雪を降ろしたり、ツルツルの路面を車で走ったりする冬の生活。

雪国に観光で訪れて、雪遊びをするのと生活をするのでは訳が違います。

一度冬の生活の体験することで、移住をするかしないかの判断をした方がいいでしょう。

今回の記事では、下記の順で解説していきます。

  1. 美深町からの移住補助はある?
  2. 美深町で住むところのおすすめは?
  3. 美深町に移住するには車は必須。大型、大特があると尚よし。
  4. 美深町に移住したら仕事はどんなものがある?
  5. 美深町に移住したらどこで買い物したらいい?
  6. 美深町の移住の最大の試練。冬の生活事情。
  7. 美深町に移住してよかったところ3つ

あなたが美深町への移住に関して疑問に思っていること・不安に思っていることにお答えする形で進めていきます。

あなたの美深町の移住のお手伝いになれば幸いです。

美深町からの移住補助はある?

地方への移住の関心が高まりつつあり、移住に際しての補助金が出る自治体もあります。

美深町の移住に関する補助についてみていきましょう。

美深町から移住に関する補助金は東京23区からならある

美深町への移住資金援助は東京23区からの方にのみでます。

  • 世帯で移住・・・100万円
  • 個人で移住・・・60万円

条件は様々あるようですが、移住補助が出るなら活用したいですね。

→東京23区から美深町に移住する際の補助金の詳細はこちら

 移住体験用住宅が利用できる

補助金はないですが、美深町には移住体験用の住宅3棟が用意されています。

利用料金は7日以上利用〜15日間で15,000円〜となっています。

備え付けの備品もあります。

  • テレビ
  • 洗濯機
  • 冷蔵庫
  • 電子レンジ
  • 炊飯器
  • 掃除機
  • 寝具(布団、毛布、タオルケット、枕、布団カバー、シーツ、枕カバー) 
  • 生活日用品(茶碗、お皿、鍋、やかん等)

利用する住宅で利用料金は若干違いますが、お得に移住の体験ができるので、まずは美深町役場に相談してみましょう。

街に実際住んでみて、町民と関わることで、移住した後のイメージがつきやすくなります。

→美深町移住体験住宅の詳細はこちらから

美深町に移住した場合に住むところのおすすめは?

美深町に移住するのであればまずは公営住宅に入居することをおすすめします。

毎月空いている公営住宅情報も町役場から出ています。

所得制限や、世帯人数などの制限はありますが、まずは町役場に相談してみましょう。

→美深町の公営住宅を探すならこちらから

せっかく地方に移住するなら空き家を買ってリノベしたい!という気持ちになるのはわかります。

しかし、それは待った。

空き家はピンからキリまで様々です。空き家を購入後、配管の故障が見つかった・外壁の工事が必要になったなど費用がかさむ可能性が多いにあります。

なので、空き家を手に入れるにしても、まずは美深町に数年住んで、町民と信頼関係を築いて、信頼してもらってからの方が絶対にいいです。

信頼を得ていれば、空き家の情報は入ってきますし、ハズレを引く可能性も低くなります。

まずは、焦らずに美深町に住んで根を張るところから始めましょう。

美深町に移住するには車は必須。大型、大特があると尚よし。

美深町で生活するなら車は必須。仕事に、買い物に、子育てに全て車が必要です。

車を自己所有したくないから車はいらない!という方もいるかもしれませんが、普通車の免許がないと仕事になりません。

最低限、普通車の免許を取得しよう

普通車の免許が取得してから美深町に移住しましょう。

しかし、オートマ限定だと仕事に支障が出るかもしれません。

というのも、仮に農家の仕事をした場合に軽トラなど仕事で使う車はマニュアル車のことが多いです。

仕事を頼まれた時に「マニュアル運転できません・・・」となると結構辛い。

なので、オートマ限定の免許の場合は限定解除をしてから美深町に移住するとことをおすすめします。 

大型・大特免許があると重宝される

美深町の仕事は農家でも土建屋でも林業関係に就職した場合、大型車や大型のタイヤショベルなどを運転することがあります。

就職してから大型車の免許を取得する場合もありますが、すぐ仕事に出れる姿勢を見せることは町の人から信頼を得るには大切なことなので、免許の取得を考えているなら今すぐとりにいきましょう。

「いやいや、大型・大特の免許をとりに行く時間なんてないよ」という方には合宿免許があります。

美深町に移住する前に、連休と有給を組み合わせて合宿所に行って免許を取得できれば、短期間でお得です。

移住したともすぐに働き出すこともできるので一石二鳥。

仮に美深町への移住を断念しても、あなたの免許は資格として残るので、様々な仕事に繋げられます。

\連休は混むので申し込みはお早めに/

≫全国教習所予約サイトのyi免許

美深町に移住したら仕事はどんなものがある?

カボチャの生産量日本で3位という農業が盛んの美深町。

基本的に第一次産業が多いです。

地方に移住するのであれば農業がしてみたいとか、林業がしてみたい気持ちはありますよね。

美深町で就職するなら以下のような業種があります。

就職する

  • 地域おこし協力隊 
  • 農業
  • 酪農業
  • 林業
  • 公務員(教員・町役場等)

いきなり農家などに就職しなくても、地域おこし協力隊や農業実習生の事業を活用したりして、まずは美深町に慣れる期間があってもいいのではないかと思います。

その期間の中で町民と仲良くなり、次の就職先を探すのも全然ありです。

フリーターになる

単身であれば実際フリーターでも食えます。

夏場は農業バイトをして冬場は除雪関係の仕事すれば、通年で仕事があります。

ちなみに私が経験したアルバイトは

  • 白樺樹液とり
  • 田植えの稲を軽トラで運びまくる
  • 笹狩りとってくる
  • 肉切り
  • 溶接
  • カボチャ収穫
  • 子牛の小屋作り
  • 草のタネをとってくる
  • etc

かなりトリッキーなラインナップですが1〜3年くらいはなんとかなります。

とはいえ体力勝負の仕事になるので、不安定なフリーターになるより、就職した方がいいかも。

独立開業する←美深町からの支援あり

自分の好きなことを仕事にしたい!を叶えるために地方へ移住を考える方も多いのではないかと思います。

美深町にはそういった気持ちを実現させるのを援助する仕組みがあります。

開業支援する補助金などがあり、それを活用することで、自分の事業を始めることもできます。

→美深町商工業担い手支援条例についての詳細はこちら

とはいえ好きなことだけで食っていくのはとても大変なことです。

開業を失敗しないためにも、自分で事業を始める前にこれだけは読んでおいてください。

Web関係の仕事をする

地域とのつながりを持つことは大前提ですが、Webの仕事も手につけておくといいでしょう。

WiFi環境があればどこでも仕事ができるので、仕事に困ることはありません。

代表的なWeb関係の仕事は以下のようなものがありますよね。

  • プログラマー
  • 動画編集
  • Webライター

私もWebライターの力をつけるべくWritingHacksを受講し勉強中。

独学でも稼げるようにはなるかもしれませんが、プロにお金を払って教えてもらってから実践した方が早いです。

どうやって独学を進めたらいいか悩む時間が1番無駄なので、興味あるWeb関係の仕事の講習を受ける手はかなりあり。

受講料は勉強して実践すればいずれ回収できるので、自分に課金して、稼げるようになると美深町での暮らしも楽しいですよ。

美深町に移住したらどこで買い物したらいい?

美深町ってスーパーとかあるの?と思われてるかもしれませんが、ちゃんとあります。

生活する分には困らない程度の買い物には町内で済ませられます。

美深町の生鮮食品スーパー

  • ラルズマート
  • 美深スーパー

生鮮食品が売っているスーパーは主に2件です。

美深町民はラルズマート派と美深スーパー派に別れます。

仮に美深町に移住したらどちらが使いやすいか両方行ってみてください。

美深町のコンビニ

  • セブンイレブン
  • セイコーマート

美深町には日本最北のセブンイレブンがあります。

セブンイレブンがあるだけで、メルカリの発送や各種公共料金の支払いなどができるので便利です。

美深町のセイコーマートはパンやお弁当を店内で作るホットシェフ付き。

名寄市で買い物する場合

美深町のスーパーなどで一応事足りますが、町内で売ってないものもあるので、美深町民はよくお隣の名寄市まで買い物に行きます。

車で20分程度なので、仕事終わりでもサクッといけます。

以下、名寄市にある主なお店。

  • イオン
  • マックスバリュー
  • ユニクロ
  • 西条
  • 西松屋
  • DCM(元ホーマック)
  • コメリ

大型ショッピングモールやホームセンターがあるので、美深町にないものは名寄市に行けばほとんど揃います。

それでもないものはネット通販で大丈夫。

通販(Amazon・楽天・yahoo・etc)

美深町ってAmazon届くの?なんて思ってないですよね?

安心してください。ちゃんと商品は届きます。

しかし、美深町は北海道の中でも北の方にあるので商品が届くまでに少し時間がかかります。

商品は早くても、中1日で到着します。なので、緊急で欲しいものは名寄で探した方がいいでしょう。

ちなみにソファなどの大型商品は北海道は配送不可のものあるので購入する前に注意が必要。

美深町の移住の最大の試練。冬の生活事情。

雪国出身じゃない移住者の方にとって冬が大変です。

理由は主に以下の3つです。

  • 雪道運転が危険
  • 毎日除雪が大変
  • 暖房費などがかさむ

それぞれ解説します。

雪道運転が危険

車が生活の足なので、雪が降っていようが、路面がツルツルだろうが運転しないと生活できません。

ツルツル路面だと車が交差点でなかなか止まらないなんてこともあります。

雪が多く降る日には前が真っ白でほとんど前が見えないなんてことも。

雪道、冬道運転は実際に運転して慣れるしかないので、まずは車間距離を大きく保って運転してみましょう。

毎日除雪が大変

毎日のように雪が積もるので、玄関前は毎朝スコップなどで除雪しなくては行けません。

除雪しないと車は出せないので、毎日の日課になります。

屋根に積もった雪を放置しておくと家が壊れる可能性もあるのでシーズンに2〜3回雪下ろしをしなくてなりません。

運動部の練習並みに体力を使うのでなかなか大変。

暖房費などがかさむ

基本的に冬は気温がプラスになることはありません。

ストーブを切ることはほとんどないので、灯油代が結構かかります。

月に1万5,000円程度は覚悟した方がいいでしょう。

美深町に移住してよかったところ3つ

冬の生活や広大な土地の長距離移動など大変なことはありますが、美深町に移住してよかったことはたくさんあります。

その中でも主な3つをご紹介。

  • 大自然で遊べる
  • 人が少ない
  • 仲間がいる(BASIS)

大自然で遊べる

やっぱり北海道美深町に移住するならアウトドアをしたいですよね。

夏は天塩川をカヌーで降りながらでっかいトラウトを狙って、冬は世界一のパウダースノーを滑る。

これだけのことができるのは日本でも美深町しかないのではないかと思います。

生活にとって雪は大変だけど、外遊びとなると最高の環境です。

人が少ない

私は人混みが苦手なので、人通りが少ない美深町は最高です。

家の車庫でBBQをしていても何も言われないですし、車の往来も少ないので渋滞もありません。

BASISが面白い

立ち上げ初期から関わらせてもらっている道北文化創造プロジェクト「BASIS」。

  • 11月には「終り火」
  • 3月には「なごり雪」
  • 2021年には「BASIS HOUSE PROJECT」(築50年の空き家をリノベ)

季節の境目に行われるアウトドアイベントや、自分たちの手で家を直して宿泊できるようにするというリノベーションプロジェクト。

BASISをきっかけに面白い人たちが集まってくる文化が進んでいて、BASISスタッフをやらせてもらっていることに感謝しています。

BASISが気になる方はこちらから→道北文化創造プロジェクト「BASIS」

まとめ

今回の記事をまとめると・・・

  1. 美深町には移住体験用住宅がある
  2. 美深町に住むなら公営住宅がおすすめ
  3. 美深町に移住するなら普通車運転免許は必須
  4. 美深町には第1次産業の仕事は多い
  5. 美深町で買い物をするのは大して困らない
  6. 美深町の生活で大変なのは冬
  7. 美深町で遊ぶならアウトドア

冬の生活は大変だけどウィンタースポーツがたくさんできる

盛りだくさんの内容でしたね。

美深町に移住を考えているならまずは行動しないと始まりません。

美深町の移住体験住宅を使ってみてもいいですし、数日旅行に来て見てもいいです。

まずは飛行機のチケットを予約して、美深町に来て現地の空気を吸ってみるのが、移住の第一歩です。

夏のいい時期では6月〜9月GAC•River Toursで天塩川カヌーツーリングに出かけて見るのはいかがでしょうか。

天塩川の上で移住の相談にも乗れますので、お声かけください。

ご予約はGAC•River Toursまで。

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