車を持つのが当たり前が田舎の文化ですが、車持ったら維持費もかかるし、駐車代もかかるしいいことないからいらないよって思う人も少なくないです。
そこで便利なのが維持費も安く移動も自転車より速くて楽なバイクで移動する手段です。
私も80ccのバイク(原付二種)に乗り、通勤や買い物に使っていますが非常に便利です。
今回は以下の流れで、田舎でバイクが便利なことを紹介します。
・田舎でバイクに乗りメリット・デメリット
・排気量別バイクに乗れるの免許の種類
・時間がなければあえて合宿免許
この3項目について解説していきます。田舎でバイクライフを楽しみましょう。
田舎でバイクに乗るメリットとデメリット
メリット
維持費が車に比べて格段に安い
全然違います。小型バイクの場合毎年かかる自動車税はおよそ2,000円、車検もありません。(250cc以下のバイクの場合)燃費もよく1Lあたり30km以上走ります。
軽自動車の場合であれば自動車税は7,200円、2年に1回ある車検ではおよそ50,000円の費用がかかります。
その差は歴然で、この維持費が何年も続けば、数十万円のひらきになっていきます。
置き場所に困らない
車の場合駐車場が必要ですが、バイクであれば駐輪場に止められます。
ここでも駐車場代という無駄な費用が抑えられます。
近所なら車よりバイクの方が早い
大きな車を動かすより、自転車と変わらないサイズのバイクで移動する方が街中では断然に速くて便利です。
駐輪場に停められるので、駐車に困ることもありません。スーパーの入り口の近くに停められるので歩く距離も短くなります。
乗るだけでアクティビティ
乗るだけで季節を感じられます。アウトドア好きなら、バイクで移動するだけでアクティビティになるといっても過言ではありません。
私もバイクに乗りますが、夏の暑い時期は風が気持ちいいですし、秋の紅葉シーズンになれば景色もいいです。季節を車より感じられて、田舎暮らしの醍醐味が味わえます。
交通量が数ないので都会で乗るより安全
やはりバイクは体がむき出しなので、危険性はありますが、田舎では車の数自体が少ないので比較的安全にバイクで走ることができます。
デメリット
雪が積もると乗れない
最大の難点が雪です。雪が積もれば走れません。滑って転んだら怪我をしますし、最悪の場合、命を落とします。
雪の降る地域は1年のうち半分しかバイクが使えないと思った方がいいでしょう。
雨だと濡れる
雨が降ってくると濡れてしまうのが難点です。
雨が降ってきてしまったらカッパを着て雨を楽しみましょう。
寒い
春や秋で結構寒いです。常に風に当たり続けるので体温が奪われていきます。長袖長ズボンで乗らないと寒くて目的地に到着するまで苦痛の時間を過ごすことになります。
ちなみに私は、朝寒い時期にバイクで通勤し、職場に着く頃には腹が冷えて、トイレに駆け込んだことがあります。
涼しい時期は暖かい格好をして乗るように心がけましょう。
でもやっぱり危険
田舎で交通量が少ないといえども、転倒などすれば怪我の原因になります。
安全運転を心がけ、夏でも手袋や肌を出さない格好をしていないともしもの時に備えておく必要があります。
下記のようなエアバッグジャケットも有効です。バイクで転倒したときにジャケット内のエアバッグが膨らみ、首や背中などを守ってくれます。
排気量別バイクに乗れるの免許の種類
普通自動車免許についてくる原付免許(原付:50cc以下)
普通自動車免許を持っている方であればではおまけでついてきます。
車体の値段も安く、中古車であれば数万円から購入することもできます。
近所の買い物程度の用足しなら活躍してくれるでしょう。
ホンダの名車スーパーカブ50であればガソリン1Lあたりおよそ100km(カタログ値)も走る超低燃費です。
しかし、速度は30kmしか出せません。また、二段階右折しなければいけなかったり、二人乗りはできません。
電動バイク「ブレイズスマートEV」もおすすめ
原付と同じ免許で電動バイクに乗ると言うのもアリだと思います。
電動バイクであれば、ガソリンは必要ないですし、ナンバーを取得すれば公道を走行可能です。
ブレイズスマートEVは自宅のコンセントで充電でき、1回の充電で約30km走行可能できます。
購入すれば、自分でナンバーを取得する必要ながく、メーカーが代行でナンバーを取得してくれます。面倒な手続きなく乗り出すことが可能。
家から近くの移動であれば、電動バイクでもいいかもしれません。環境負荷の少ない電動バイクを検討してみてはいかがでしょうか。
おすすめ!小型二輪免許(原付二種:50cc〜125cc以下)
最大のメリットは、公道を法定速度(60kmまで)で走行でき、2段階右折もする必要がなく、車種によっては2人乗りも可能です。
自転車では遠いし原付では遅い、少し距離のある通勤などには活躍してくれます。
私もこの原付2種のバイクに乗っていますが、かなり便利です。通勤や買い物、近所の用足しなど様々なことに使えます。車で移動するより早いです。
田舎では便利な釣りに行くのにも使っています。路肩に停めておいても邪魔になりません。
車体も原付のものと同じくらいで小さく軽いので取り回しも簡単です。
しかし、デメリットもあり、普通自動車の免許を持っていても新たに免許をとらなくてはいけません。
普通自動車免許を持っている方で小型2輪の免許を取得する場合、学科が1時間、実技は10時間、料金は8〜12万円程度。(AT限定小型二輪の場合は1〜2万円安く、実技が8時間のみで最短2日で免許取得可能)
本格的なバイク!普通自動二輪(普通:125cc〜400cc)
400cc以下の排気量のバイクであればどんなものでも乗れます。
私は80ccのバイクに乗るのに、この普通自動二輪の免許をとりました。
その理由はというと、小型二輪の免許をとる費用とあまりかわらなかったためです。
値段を見てみましょう。
小型二輪の免許を取得するにはおよそ10万円弱かかります。
普通自動車の免許を持っている私が、普通自動二輪(MT)の免許を取得しようとすると、学科が1時間、実技が17時間、値段は8〜13万円程度でした。
こう見ると、125cc以下しか乗れない小型二輪と400cc以下まで乗れる普通自動二輪の免許取得にかかる費用はあまり変わりません。
そのため、いずれ大きいバイクも乗りたくなるだろうから400ccまで乗れる免許を取得しました。
免許取得までに10万円強かかりますが、車を買うより安く、車を維持することを考えたら、よっぽど安いです。初期投資だと思えば将来かなり節約できます。
ほとんど必要ない:大型自動二輪免許(大型:400cc〜)
普通自動二輪の免許の取得後欲しくなるのがこれですが、田舎の生活にここまでの排気量のバイクは必要ないと思います。
軽自動車が660ccの排気量なので、大きいバイクになれば軽自動車以上のパワーを持ったマシンです。車体も大きく取り回しも不便です。大型バイクは趣味の領域だと思います。
大型バイク買うくらいなら、軽自動車を買った方がいいです。雨の日も濡れないで、雪道も走れます。
バイクを探そう!
ここまでみてくるとバイクに乗りたい欲が高まってきたのではないでしょうか。
ここではバイクを探せるサイト2つをご紹介します。
グーバイクとZuttoRideについてです。
グーバイク
ご自宅の近くの販売店を探せたり、排気量別やメーカー別でバイクを探すことも可能です。
さらに、購入後のサポートしてくれる整備や修理をしてくれる店も検索可能です。
グーバイクでお気に入りのバイクに出会いましょう!
ZuttoRide
こちらのZuttoRideもご自宅近くのバイク販売店を探せたり、排気量別、メーカー別でバイクを探すことができます。
ZuttoRideで取り扱われているバイクは個人出品ではなく、全国の業者出品なので安心して購入する事ができます。
無料会員登録をすることで理想のバイクや掘り出し物を探すことができます。
時間がなければあえて合宿免許
私はバイクの免許を取るのに教習所に通って取得しました。
しかし、これが非常に面倒です。毎週末土日や祝日を利用して、結局2ヶ月くらいかかりました。平日の仕事終わりにも行ければ良かったのですが、教習所までの距離が遠く週末しか行けませんでした。
その点、合宿免許であれば、普通自動二輪の免許を最短8日(普通自動車免許を保有している場合)で取得することができます。2ヶ月もかけないで、通いもしなくていいので非常に便利です。
社会人になってそんなまとまった時間がない!なんて方も多いと思いますが、大型連休に有給を使って組み合わせて8日間準備したり、仕事を退職して田舎暮らしを始める前の期間にバイクの免許を取りに行ったりと、意外と方法はあると思います。
だって2ヶ月通うよりたった8日間でサクッと終わらせた方が良くないですか?
近場の合宿免許をやっている教習所を探すのに便利なサイトがあります。
あなたのお住いの地域の近くの教習所を探すことができます。
教習所に通うより、料金も安く時間も節約できるのでこの機会に探してみてはいかがでしょうか。
まとめ
田舎ではバイク移動が非常に便利です。
車を維持するよりバイクで移動する方がかなりリーズナブルです。
合宿免許も一見時間がかかりそうですが、短期集中で免許を取得できるので、教習所まで通うよりお金と時間の節約ができます。
この機会に田舎でバイク生活をするために、合宿免許でサクッと免許を取得しましょう。
バイクに乗るといつもの田舎の景色も違って見えますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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