【雪板の作り方】初心者が雪板を作るのに必要なもの・作り方の手順

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雪板は結構簡単に作れるので、DIYしてみましょう。

私は今までに50本くらい雪板を作ってきました。町の子どもたち向けに雪板ワークショップをしたり、自分で作って遊んだりしています。

この記事では、

  1. 雪板とは
  2. 雪板を作るのに必要な材料
  3. 雪板を作るのに必要な工具
  4. 雪板のサイズと形
  5. 雪板を作る手順
  6. 雪板の遊び方
  7. まとめ

の順番で紹介しています。

それでは行ってみましょう!

雪板とは

プロスノーボーダーの五明淳氏が名付け親のビンディングをつけないでサーフィンのように雪の上を滑る手作りの板です。

正確には1枚の板から削り出したものを「雪板」。合板を貼り合わせて作ったものを「スノートイ」と言います。

今回の記事では「雪板」で統一したいと思います。

この記事の雪板の作り方の難易度は初心者向けですが、滑るのは中〜上級者向けの板が出来上がります。

雪板を作るのに必要な材料

雪板の材料は近くのホームセンターに行けば、大体全部揃います。近くにホームセンターがなければアマゾンとかモノタロウで揃えましょう。

材料代は全部で5,000円もあれば足りると思います。

ベニヤ板

初めて雪板を作るならラワンベニヤがお勧めです。

近くのホームセンターに売っているので買いに行きましょう。

ホームセンターでベニヤ板を雪板のサイズにカットしてくれるところがあります。

1カット数十円かかるかもしれませんが、家で180cmの板を切るとなると大変な作業なので、ホームセンターで切ってもらうと楽ちんです。

ベニヤ板の重ねる枚数と強度

厚さ2.3mm×5枚もあれば十分です。私の体重はウェア・ブーツなど含めたら、総重量は80kgを超えてると思いますが、一度も折れたことはありません。

2.3mmを5枚重ねる場合は、1820mm×910mmのベニヤ板を3枚買えばokです。

もしくは、ベニヤ板の厚さ4mm×1枚+2.3mm×3枚でもいい感じです。これもハードに滑っても折れたことはないです。
長さ130cmの雪板を2枚、90cm弱の短い子ども用雪板を1枚作ることができます。

2.3mm×4枚はダメ!

2.3mm×4枚では、薄くてペラペラした感じになります。大人の男性がターンで踏み込んだら多分折れます。
友人が2.5mm×4枚で雪板を作りましたが一撃で折れていました。

小学生くらいの体格であれば2.5mm×4枚でも大丈夫だと思います。

水性ウレタンニス

油性のニスはダメです。雪がくっついて滑りません。

水性ウレタンニスを使いましょう。しかし、水性ウレタンニスの「艶消し」は水が染み込んでくるのでこれもダメです。

ニスに色が付いているものは問題ありません。

木工用ボンド

ベニヤ板同士をくっつけるのに使います。

図工の時間に使うような小さいボトルでは全然足らないので、最低でも1kg入ったものを買いましょう。

雪板を数枚使う予定があるのであれば、3kg入ったものを買うと安上がりです。

デッキパッド

雪板に乗って滑る際の、滑り止めです。

雪板界の先駆者の一人でもある「FANTASTICK」が雪板用デッキテープを販売していますので、ご検討ください。

ちなみに、雪板専用デッキテープを使わなくても、防音スポンジでも滑り止めに使えます。

デザインとかにこだわらなければ、ホームセンターに売っている、厚さ5mm×300mm×300mmの粘着シート付きの防音スポンジ2枚買えばOK。

リーシュコード用ひも

雪板は板と足がくっついていないので、転んだりしたら、板だけ滑って行ってしまいます。それを防ぐため、体と板をリーシュコードで結ぶ必要があります。

流れて行った板が他の人に当たったり、物に当たって破損した場合は損害賠償になる可能性もあるので、必ずリーシュコードを雪板に取り付け、体から雪板が離れないようにしましょう。

基本的にはちぎれない紐ならなんでもいいです。雪板のベテラン勢は犬の散歩の時に使う、伸び縮みするリードを使っています。

金具

リーシュコードをつけるための金具を板に取り付けます。

アイストラップという金具を使うと見た目がスッキリします。

金具を使うのがもったいないという方は板に直接穴を開けて紐を通せばokです。

雪板を作るのに必要な工具

雪板を作るときは電動工具を使うと楽ちんです。

もし電動工具を揃える予算がなければ、ホームセンターに併設されているDIYコーナーなどを利用しましょう。

ジグソー

雪板の形に切り出すのに使用します。

手鋸でも切り出すことは可能ですが、めっちゃ大変です。

5,000円くらいのものでも十分使えるので、一家に一台いかがでしょうか。

ジグソーの刃

ジグソーを買うと付属して刃が付いてきます。
しかし、付属刃を使うと、ベニヤ板を切った時にささくれ立ってしまいます。
ささくれを防ぐために鉄鋼用の刃を使いましょう。鉄鋼用の刃でベニヤ板を切ると、ささくれ立ちが起きにくいです。

はけ

雪板にニスを塗るのに使います。
雪板のサイドを塗ったりと細かい作業があるので、小さめ〜中くらいがちょうどいいです。

ちなみに、動物の毛を使ったはけだと、ニスを吸い込んでダマになり、ニスが塗れなくなります。
はけの毛の素材が化学繊維のものを使いましょう。

ヘラ

木工用ボンドをベニヤ板に塗るときに使います。
家にあるもので代用してもいいですが、市販のものが使いやすくて便利でストレスが少ないです。

電動ドリル

ベニヤ板をビスで圧着するのに使います。
電動ドリルは家に置いておいても、何かしら使う場面がありますよ。
ニトリの3段ボックスを組み立てたり、本棚を組み立てたりなど、あったら非常に便利です。

サンダー

手でやすっても雪板は完成しますが、サンダーを使った方が早くて楽です。
これも5,000円くらいのものが売られているので、買っておいても損ではないです。
雪板以外のDIYにも使えます。

金やすり

荒く削りたい時に使います。
紙やすりでは時間がかかるので、金やすりを使うと作業が早いです。

紙やすり

紙やすりは番号が小さいほどめが荒いです。
必要なのは#80、#240、#400。
これだけあれば十分滑る雪板が完成します。

#80→#240→#400の順にやすりがけをすると驚くほどツルツルになりますよ。

ビス

ベニヤ板を圧着するのに使います。
雪板の厚さが13mmくらいなので、30mmくらいのビスを使いましょう。
これをインパクトドライバーで締め込むと圧着できます。

クランプ

L型クランプがおすすめです。
たくさんあることに越したはないのですが、いかんせん高いです。

初めのうちはC型クランプで十分です。
雪板を切り出してみて、圧着が弱かったところなど、クランプを使って修理できるので、あったほうがいいです。

雪板のサイズ・形

雪板は形を考えるのが1番楽しいですね。基本的にどんな形でも滑ることは可能です。

左右対称の形をまず作ってみましょう。

お持ちのスノーボードから型をとってもいいです。

サイズ

パウダーを滑るのであれば、長さが130cmあれば遊べます。
太さは1番太いところで30cm。細いところで25cmくらいにしておくと扱いやすい板になります。

あんまり横幅を太くしすぎると、踏み込みができないので扱いにくい板になるので注意。

形(シェイプ)

基本的にどんな形でも滑ることはできますが、スノーボードメーカーが出しているパウダーボードの形を真似するのが失敗しないと思います。

インスタで雪板と検索したらさまざまな形の雪板が出てくるので、参考にしてみましょう。

テンプレートを作る

余ったベニヤ板でテンプレートを作りましょう。

紹介した、ベニヤ板のカットのサイズで、真ん中の細長い板をテンプレート用に使うとベニヤ板を余すことなく使うことができます。

テンプレートをつくるコツとしては、板を半分に割った状態のものを作れば完璧。お持ちのスノーボードでも、スキーのサイドカットを利用してもテンプレートは作れます。

形が決まったら、ベニヤ板から切り出して、テンプレートの完成。

雪板を作る手順

雪板を作る手順を紹介します。

ベニヤ板をカット

ホームセンターなどで買ってきたベニヤ板を雪板のサイズにカットしましょう。

ベニヤ板にセンターラインを書く

接着する前にベニヤ板にセンターラインを書いておくと、雪板のテンプレートが描きやすくなります。

重ねる全ての雪板にセンターラインと書いておくと、木工用ボンドの量も減るので、節約できます。

雪板の線を書く

作ったテンプレートを使って、ベニヤ板に雪板のサイドカットの線を書きましょう。

ここでずれると、後で直せなくなるので、線の両端がちゃんと交わるように正確に書きましょう。

板の前もしくは前後にあおりをつける

板にあおりをつけるときは、板の真ん中に重りを置いて、板をしならせます。

重たいものならなんでもいいです。タイヤでもいいですし、ポリタンクでもいいですし、お米でもいいです。

板の真ん中に重りを置きつつ、板の前or前後の下にあおりをつけるための何かを挟み込みます。木の棒だったり、レンガだったり、本だったり、でなんとかなります。

特に使えるものがない場合は、ホームセンターに売っているツーバイ材が安いので、30cmくらいに切って使うと便利です。

前は5〜10cmも浮いてれば十分です。後ろは3cmくらい浮かせれば十分です。あおりをつけすぎても不安定な板になるので、あおりは物足らないくらいがちょうどいいです。

あおりは前だけか前後か

板の前だけあおりをつけて、後ろ側はフラットにすると、後ろに転びにくい安定した板になります。ターンは弧を描くようなものでなはく、ズラすようなターンの乗り味の板になります。

板の前後にあおりをつけると、雪板に乗ってターンするときに、弧を描くようなターンできる板になります。板の後ろも反り上がっているので、後ろ荷重したときに板は前へ、体は後ろにひっくり返るようなこけ方をしやすくなります。あくまで初心者のうちの話です。

初めて乗る板が乗りにくいとがっかりするので、おすすめは前だけあおりを付けるのがいいと思います。

木工用ボンドでベニヤ板同士を接着

ベニヤ板をボンドで接着させます。板の全体にまんべんなくボンドを薄く伸ばして塗り、その上にベニヤ板を重ね合わせます。

2.3mm×5枚であれば、5枚重ねます

2.3mm×3枚+4mm×1枚であれば4mmを1番下にして、2.3mm3枚を上に重ね合わせます。

ビスで固定

ベニヤ板に書いておいた雪板のサイドカットの周りをビスで固定します。

線から5cmくらい離れたところ、かつ、ビス同士の間隔は3cm〜5cmくらいにすると、全体的に圧着できます。

最低24時間乾燥させる

早く切り出したい衝動にかられますが、木工用ボンドがしっかり乾く用に最低でも24時間は乾燥させましょう。

24時間というのは20度くらいある部屋の場合です。

気温が一桁などの寒いところでは木工用ボンドは全然乾かないので最低でも3日間はおいた方がいいでしょう。早く乾かしたければあったかい部屋で放置するのが1番いいです。

木工用ボンドが乾いていないうちに、切ると圧着した板が同士が剥がれてきます。
気長に待ちましょう。

ジグソーでカット

木工用ボンドが完全に乾いたら、ジグソーで切りましょう。
ちなみに刃は鉄鋼用で切るとベニヤ板がささくれ立ちにくいです。

ジグソーを初めて使う場合は、切ってもなんの影響しない余白部分で練習するといいです。

線を切るときは線の外側ギリギリを切ることをお勧めします。余白なく切っておっくと後の作業が楽。

やすりで磨く#80→#240→#400

雪板を切り出せたら、今度はサンダーでやすりがけをします。

荒い目の#80から順に#240、#400と順に細かいやすりで雪板を全面を磨きましょう。

滑走面側の、角は取っていけません。スノーボードやスキーのエッジの代わりとなる部分です。ヤスって丸くしてしまうと操作性の悪い板になります。

水性ウレタンニスを塗る

やすりがけが終わったらはけでニスを塗りましょう。

1回ぬったら完全に乾くまで乾燥させます。
乾いたら、全面#400の紙やすりで軽くやすります。
これをやらないと2回めのニスがうまく乗りません。

この作業を3〜4回繰り返します。

塗り重ねると、ピカピカしてきて、何回も塗りたくなると思いますが、何回も塗ると滑らない板になります。
ニスの層に雪の結晶が刺さって雪板が滑らなくなるよ。

デッキパッドを貼る

足が滑らないようにデッキパッドを貼り付けましょう。

デッキパッドの形はなんでも大丈夫ですが、自分の足を載せる位置を決めてから貼りましょう。

リーシュコード(流れどめ)をつける

デッキパッドを貼ったら完成と思いがちですが、必ずリーシュコードをつけましょう。
流れて行った板が、人や物にぶつかって怪我でもさせたら只事では済みません。

事故防止のために必ずリーシュコードを取り付けてください。

雪板の遊び方

何度も言いますが、遊ぶときはリーシュコードを必ずつけましょう。リーシュコードを手に持つだけではだめです。

腰ベルトにカラビナでくっつけるなり、リーシュコードを必ず体に固定しましょう。

板を流して、人や物に当たって損害賠償にまで発展する可能性があります。

必ずリーシュコードをつけて、体と雪板が離れないようにしてください。

スキー場で

人がたくさんいるところでは控えましょう。
板をコントロールできるなら問題ないですが、初心者のうちは立って乗るだけでも難しいです。
人が少ない場所で、前方に人がいないことをよく確認して遊びましょう。

家の前で

雪が積もる地域であれば、家の前の雪で遊べます。

楽しいので時間を忘れて遊べます

まとめ

簡単に自分で作れる割に、結構遊べるので雪板は本当に楽しいです。

とりあえず雪板を作ってみて、次はどんな板にしようか考えながら遊ぶともっと雪板つくりが楽しくなります。

約束してほしいことが1つ。雪板で遊びぶときはリーシュコードを必ず体と板につけて遊びましょう。

 

コメント

  1. […] そこで、雪板を作る要領で木製バランスボードを手作りできるのはないかと思いつくってみました。 […]

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