中古で買ったカヌーのシートが紫外線などでやられて白く変色して、お尻を乗せるのに汚いのは嫌なので、自分でシートを張り替えることにしました。
カヌーシートの張り替えに必要な道具と部材とその手順について解説します。
カヌーシートの張り替えに必要な道具
ドライバー
カヌーからシートの木部を外すのに必要です。しかし、手で回すのは結構疲れるので、電動ドライバーがあれば、電気の力に頼るのをおすすめします。
レンチ
こちらもカヌーからシートの木部を外すのに必要です。ネジとボルトでシートの木部はとまっているので、レンチでボルトを固定していないと取れないので、レンチが必要です。
タッカー
シートの座面になるPPテープを固定するのに必要です。ご自宅になければこの機会に購入しても損はありません。今後のDIYで必要になることが結構あるので、一家に一台あると便利です。
タッカーの針
タッカーを買っても針がないと意味がありません。タッカー本体と一緒に針も購入しましょう。
ハサミ
家にあるハサミで十分です。シートの座面になるPPテープを切るのに必要です。
また、古くなったシートを切って剥がすのにも必要なので、家にハサミがない方はこの機会に買いましょう。
必要な部材
PPテープ 幅25mm×長さ25m
ナイロンでできたシートベルトのような質感のナイロン製のテープです。
シートの座面にPPテープを使います。
メルカリで探したところ、ちょうどいいのがあったので購入しました。
メルカリでPPテープと検索すると出てきます。
ちなみに私が買ったのは[25m巻]1.7mm厚×25mm巾 PPテープ カーキグリーンというものです。値段は1,300円と安いです。
いろんな色があるので、あなたの好きな色にしてカヌーをカスタムしてみましょう。
ちなみに、25mもあれば余裕で足ります。1/3くらいは余ります。
余ったPPテープは妻の裁縫の部品になりました。バッグなどの持ち手に使えます。
シート張り替えの手順
カヌーからシートを外す
カヌーからシート部分を外します。シートとヨークとスウォートの塗装がはげていたので、全て塗装するのに、全部とってしまいました。
しかし、シートとヨークとスウォートをとると、カヌー本体が少し開いてしまうので、シート張り替えのさいはヨークなどの部品は外さないほうがいいかもしれません。
カヌー本体が開いたからといって、ヨークがつけられないことはなく、元通りになったので、全部外しても問題ないとは思いますが、心配な方はシートだけ外しましょう。
シートから古いシートテープを外す
手間の木の四角い枠が、カヌーのシートです。その下に散らばっているのが使い古されたシート座面のPPテープです。前の所有者も自分んでシート張り替えを行ったようです。
やたら強いタッカーのような針で止められていて、ピンが全然抜けませんでした。仕方なく、ペンチで古いPPテープを掴みちぎりとるようにテープを取ったところ手の皮が数カ所めくれました。
作業は手袋をして行いましょう。
ナイロンテープを適当な長さに切る
古いPPテープが全部取れたら、今度は新しいPPテープに張り替えます。
横方向と縦方向に内側まで折り込む分も含めてPPテープを切っていきます。
座面の裏側でタッカーで留めるので、余分な長さがないと留めることができないので気を付けましょう。
ひとつのシートで縦が10本。横が7本でちょうどでした。シートは2つあるので、それぞれ2倍用意します。
ナイロンテープを編む
写真家完成した後のものです。
どこもタッカーで止めないで、PPテープを編むのは至難の技なので、縦横1辺ずつ止めてから編むとPPテープが動かないで綺麗にアムことができます。
PPテープの間隔はスキマなく止めるのではなく、1〜2mm程度開けて止めると綺麗に全面にテープを張ることができます。
タッカーで止める
座面の裏側で、タッカーを使ってPPテープを止めます。
切ったPPテープの両端を座面の裏側でタッカーを使い2箇所ずつ止めていきます。
気を付けなくてはいけないことは、しっかりとテープを張って留めることです。
テープを緩く張ってしまうと、シートに座った時にお尻が沈んでしまうし、テープそれぞれが動いてしまって見栄えも悪くなります。
まとめ
作業自体は2時間もあればできると思います。
カヌーのシートが汚れたり、雰囲気を変えたかったら、シートの張り替えをチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
コメント
正に、助かりました。