3歳の子どもに雪遊びさせたいけど服装ってどうしたらいいの?いいものを買ってもすぐ大きくなって使えなくなるから安いやつでもいいのかな?
このような疑問にお答えします。
お子さんにはいろんな体験をして成長していってほしいもの。しかし、保護者の方が雪遊びに慣れていないと、どんなものを準備して、何に注意したらいいわからないですよね。
楽しい雪遊びでも気をつけないと雪の冷たさで手足が霜焼けになったり、強い紫外線で目が痛くなったりします。
そこで、今回は雪国の北海道に住む私が実際に3歳の我が子と一緒に遊んでいる時の服装や注意点などを紹介します。
私自身、過去に子どもの冬の体験キャンプなどを企画・実施していたこともあり、子どもの扱いには慣れています。その現場で培ったノウハウなどを記事にしましたので、本記事の内容を真似していただければ楽しく雪遊びができます。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
3歳が雪あそびするときの服装
雪遊びに必要な服装と体を濡れさせないコツも含めてそれぞれ紹介していきます。
雪遊びで気をつけるべきポイントは「濡れ」です。手袋や靴に雪が入ったらずっと冷たいですし、汗をかいて肌着が濡れるとずっと寒いです。寒いと風邪を引くこともあるので濡れからお子さんを守ってあげなくてはいけません。
雪遊びをするときに必要なものは以下の通りです。
- スノーウェア(ジャンプスーツorセパレート)
- 手袋(ミトン型)
- ブーツ(ラバー製)
- 足カバー
- ニット帽
- ネックウォーマー
- サングラス・ゴーグル
それぞれ解説します。
スノーウェア(ジャンプスーツ・セパレート)
スキーウェアといったり、ボードウェアといったりしますが、雪遊びには必須の服です。
値段はピンキリですが、少々値段が高くても防水性の高いものを選びましょう。安いものだと、段々と染みてきて寒くなります。お子さんに長く雪遊びしてほしいのなら、少しでもいいものを用意してあげましょう。
3歳が着るスノーウェアにはツナギ型のジャンプスーツと上下が分かれたセパレートがあります。
我が家ではどっちも使っていますがおすすめなのはコロンビアのセパレートタイプ。
それぞれ紹介します。
ジャンプスーツ
ツナギ型なので、腰から雪や冷気が侵入しません。雪の上で転がっても暖かく雪遊びができます。
しかし、問題なのがトイレ。ジャンプスーツを全部脱がないと用を足せないので、結構大変です。さらに、3歳だと漏れる直前で「トイレ!」と言ってくることがあるので親は大慌て。
それと、休憩のためにスキー場のロッジに入った時にも脱ぐのが大変。ロッジの中は基本的に暑いので、ジャンプスーツを脱ぎたくなります。ジャンプスーツを脱ぐには靴など全部脱がなくてはいけなくて面倒なのでオススメとは言えないです。
セパレート
オススメなのがコロンビアのスノーウェアです。
防水性が高く、中綿が入っているので長く雪遊びをしていても寒くなりにくいです。中間にフリースなどを着なくても十分にあったかいので普段着(上半身は肌着+トレーナー。下は伸縮性のある綿のズボン)の上に着るだけで十分。
特にパンツがビブ型になっているので、ズボンの中に雪が入りにくくさらに暖かいです。実際に雪で遊んでいてもお腹が冷えるといったことは今のところありません。
ロッジの中で休憩していても上着だけ脱げば涼しくなるので、ジャンプスーツの煩わしさもなく快適。
うちの子(身長95cmくらい)が使っているサイズは3Tでぴったりです。
3歳で初めて雪あそびをするならワンサイズ大きいXXSサイズを選んだ方がいいでしょう。ピッタリサイズを選ぶと次の年には着れなくなるくらい子どもの成長は早いです。スノーウェアは多少大きい方が手首や足首から雪の侵入を防ぐのに、手袋やブーツに裾をかぶせられるのでオススメです。
手袋(ミトン型)
毛糸や綿製の手袋は絶対にNGです。雪が溶けて水になり、手袋に染みて冷たくなります。ずっと手が冷たくて嫌になるので、せっかく雪遊びに連れていっても楽しくない思い出になるので絶対にやめましょう。
濡れないためにも防水性の高い手袋を選びましょう。
オススメなのはモンベルの「パウダーミトン Baby’s」です。
我が家ではこのパウダーミトンを愛用しています。雪遊びにも使えますし、スキーのときにも使っています。
手袋が5本指のものだと装着するのに時間がかかるのでオススメしません。ミトン型であれば親指しか別れていないので、3歳でも簡単に手袋をつけられます。
パウダーミトンなら防水性が高いので、長時間雪遊びしていても染みてきたことはありません。
ブーツ(ラバー製)
コロンビアのスノーブーツがオススメです。
ラバー製なので防水性が高く、インナーとアウターが別れているので保温性も高いです。
適応温度はマイナス40度までいけるので、雪遊び程度の寒さは問題ないですね。
ちなみに西松屋とかで売っているスノーブーツはオススメできません。水が染みてきて足が冷たくなります。夏用の長靴もNGです。よっぽど分厚い靴下を履けば大丈夫かもしれませんが、雪が靴に触れた途端ひんやり感が伝わってくるのでやめましょう。
せっかく雪遊びに行くなら楽しい思い出にしたいので、靴はいいものを用意してあげてほしいです。
いらなくなったらメルカリで売れば2,000円くらいにはなります。
足カバー
スパッツといったりゲイターといったりしますが、靴に雪が入らないためのカバーです。
これがないと、靴に雪が入って足が冷たくなり、雪遊びどころではなくなります。お子さんが「足が冷たくて嫌!」と言う前につけてあげましょう。
足カバーは500円くらいの安いもので問題ありません。足カバーがあると深い雪のところを歩いても雪が靴に入りにくくなって安心。
ニット帽
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人間の熱は頭から逃げていくので、頭の保温は必須です。耳も冷たくなりやすいので、耳まで覆えるニット帽がオススメ。
私の住む北海道美深町は調子がいいとマイナス25度を下回る日があるので、子どもの帽子には気を使っています。
可愛くて、暖かいのがisbjorn(イスビョン)の「squirrel winter cap」です。パイロットキャップ型で耳まで覆うことができ、顎の下でマジックテープで留められるのでずれることなく雪遊びができます。
せっかく雪遊びに行くならかわいい格好をしてもらいたいので、帽子などの小物にも気を使いたいですね。
isbjornの帽子のレビュー記事は下記リンクからどうぞ
ネックウォーマー
首元の防寒対策もしましょう。
スノーウェアを着て帽子を被っても首は守りきれません。できるだけ外気に触れさせないことが大切です。
ネックウォーマーがあればガードが緩い首元の保温ができるのでオススメ。
マフラーじゃだめ?と思われるかもしれませんが、遊んでいるうちに首が絞まることも考えられるのでNGです。
雪遊びをしているうちに子どもが「暑い!」といってきたらネックウォーマーなど小物を外して体温調節してあげてください。
サングラス・ゴーグル
雪に太陽の光が反射すると、眩しくて目が開けられないくらいの光になります。目を守るためにもサングラスやゴーグルをした方がいいでしょう。
必ず紫外線カットされているものを選びましょう。
長時間裸眼で雪の中にいると夜になってから目が痛くなったり、涙が止まらなくなったりするので、予防は大切です。
3歳の雪遊びの時のインナーは普段着でいい
他サイトではインナーは化繊のものにして汗冷えを予防しましょうと書かれていたりします。しかし、化繊のインナーってあまり現実的ではないですよね。
3歳の肌はまだ弱いので化繊のインナー着せたら痒くなることもあります。肌トラブルを起こさないためにもできるだけ化学製品は使いたくないのが本音。
とはいえ、綿のインナーをきて汗冷えして風邪を引かれても困りますよね。
そこで効果的なのが、肌着の下にタオルを入れる方法です。汗をかいて冷たくなったらタオルを交換するのがいいでしょう。
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雪遊びの時には上記リンクの汗吸いタオルを2〜3枚持っていけば汗冷えの対処はできます。頭を通す穴が空いているのでずれることなく、雪遊びに集中できます。交換などお家の方に少し手間はかかりますが、1番効果的です。
3歳の雪遊びであったらいいもの
3歳の日常は鼻水が出たり、お腹が空いたりと何かとイベントが発生しがちですよね。雪遊びとなると、外なので、何かとカバンに入れておいた方が安心です。イベントを対処するためにもあった方がいいものをリストアップしました。
持ち運びやすいようにリュックに入れておくと便利です。
- ビニール袋
- ポケットテイッシュ
- 着替え
- 小銭入れ
- お茶などの飲み物
- チョコやラムネなどの一口お菓子
- 汗拭きタオル
それぞれ解説します。
ビニール袋
鼻を噛んだティッシュやチョコレートの包み紙などを入れるのにあったら重宝します。
カバンにそのままゴミを入れておくと、いつのかわからないものがバッグの底から出てきて残念な気持ちにならなくてすみます。
ポケットテイッシュ
3歳の雪遊びにはポケットティッシュは必須。
雪遊び中は鼻水がよく出るので、鼻をかんで清潔に保ちましょう。
着替え
雪で濡れたり、トイレに間に合わなかったりなど替えの服が必要なことが多々発生します。
下着から服まで一式替えの服があると安心です。
お茶などの飲み物
雪遊び中でも結構のどが渇きます。夢中で遊んでいる子どもは水分をとることも忘れて遊んでいるので、定期的に水分補給をするようにしてください。
小銭入れ
雪遊びしていると、持ってきたお茶が無くなったりするので、自動販売機で何か買える程度の小銭は持っていると安心です。
チョコやラムネなどの一口お菓子
雪遊び中の休憩などにチョコやラムネなどの甘いお菓子があると遊びが長続きします。
お子さんの様子を見て、雪遊びが飽きてきたかなって時にお菓子をあげるとテンションが上がりますよ。
汗拭きタオル
汗を拭かなくても、雪で手や顔が濡れた時にタオルがあると安心です。
トイレに行った時の手拭きにも使えるのでカバンにひとつは入れておきたいですね。
3歳の雪遊びであったら楽しいグッズ
雪遊びには何かグッズがなくても遊べます。雪合戦・雪だるまを作ったりとできることはありますが、だんだん飽きてきます。
なので雪遊びにはアイテムがあると遊びの幅が広がります。雪遊びに代表的なものから「今はそんなものがあるの?」というものまでご紹介します。
砂遊び用バケツ・スコップ
砂遊びで使っているバケツやスコップを雪遊びに持っていくと結構楽しめます。
バケツに雪を積めてひっくり返すとケーキ見たいのができますし、スコップがあれば雪を掘って遊べます。
そり
雪遊びにはぜひ持って行きたいですね!
乗って遊べますし、荷物を積んで移動できます。
価格も1,000円程度なので、買っても家庭の経済面にはノーダメージ。
親子で雪遊びするなら必須アイテムです。
雪玉製造機
雪をにぎにぎして雪玉作る乗って結構大変ですよね。しかも3歳はほぼ自分で雪だまを作れないので、親に「作って」とせがんできて、自分は投げるだけとう王様みたいなポジションです。
そこで雪だま製造機があれば手間なく雪玉を量産できるので、親の負担もなく遊べます。
3歳の雪あそびの時の親は召使いのようなポジションになるので、雪を長時間触っても冷たくなりにく「テムレス」を持って行った方がいいでしょう。価格は1,500円ほどですが、有名メーカーの革製の手袋より優秀です。ゴム製で水が全く染みてこないので、長時間雪を触る親にとっては必需品です。
無限うんち製造機
雪玉製造機の要領で無限にうんちを製造できます。
子どもはうんち大好きなので、雪で作ったうんちを投げ合ったら大盛り上がり!
アヒル製造機
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うんちは家庭の教育的にNGという方には、無限にアヒルを製造できるアイテムもあります。
でもアヒルを投げ合うのはちょっと心が痛いかも・・・
スノーストライダー
ハンドル操作ができるので、そりより断然楽しいです。
なんかちょっと危なそうと思われるかもしれませんが、サドルは低めなので両足がべったり雪面にべったりつきます。なので、危ない!と思った時には咄嗟に足が出るのでそんなに転けたりしません。
ストライダーがある家庭はスキーアタッチメントを買えばスノーストライダーになります。雪遊びにスノーストライダーを持って行ったらかなり遊べますよ。
詳しい内容はこちらの記事にまとめましたので、ご覧ください。
まとめ
せっかく行く雪遊びなので、お子さんには喜んでほしいですよね。
3歳で雪遊びで気を付けるべきことは濡れです。
濡れてしまうと楽しい雪遊びは辛いものになってしまいます。
お子さんのためにも入念に準備して雪遊びに出かけてくださいね。
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