PR

美深町で小さな仕事を組み合わせて生きる方法【地域おこし協力隊からのスタート】

田舎暮らしのススメ

こんにちは、トヤガクトです。

今日は、 「美深町に移住してみたいけど、仕事ってどうするんだろう?」 というテーマについて、僕自身の体験をもとに書いてみます。

結論から言うと、 いろんな小さな仕事を組み合わせながら、なんとか生きていけます。


大学卒業後、地域おこし協力隊になった話

私は大学を卒業したあと、すぐに普通の就職はせず、 地域おこし協力隊として北海道の美深町に移住しました。

当時は、

  • 地方で暮らしてみたい
  • 自然の近くで生きてみたい
  • でもどうやって食べていけばいいのか不安

そんな気持ちを抱えていました。

協力隊として3年間活動するなかで、地域に少しずつ溶け込みながら、 総合型地域スポーツクラブの仕事をしました。協力隊任期の3年間、任期終了後2年間もスポーツクラブ職員として2年間働きました。

その後色々あって2年間、福島県の南会津で木こりの仕事をして、その後また美深町に移住。

2回目も美深移住は特に定職につくことはなく、細々仕事をしながら生きています。


美深町に仕事はあるか?

「地方に行って仕事はあるの?」よく聞かれる質問です。

答えとしては都会に比べたら、選べる仕事は圧倒的に少ないです。

でも、そのぶん小さなニーズがたくさん転がっています。

僕が移住してから実際にやった仕事だけでも、これだけあります。

  • かぼちゃ収穫
  • 子牛の小屋作り
  • 白樺樹液の採取
  • 溶接(アーク溶接・半自動)
  • 肉みがき
  • 植物の種採取
  • アウトドアガイドのサポート業務
  • 地域イベントの運営サポート
  • 田植え作業
  • JR線路のポイント除雪
  • 屋根の雪下ろし
  • ビニールハウス建て・分解

一つひとつは小さなものかもしれないけれど、 1年間仕事は満遍なくあり、一応、生活は成り立ちます。

除雪・雪下ろしには防寒テムレスが必須

特に冬の作業、 JRポイント除雪や屋根の雪下ろしのときには、 防寒テムレスが欠かせません。

普通の軍手だとすぐに手が濡れてかじかんでしまうんですが、 防寒テムレスなら防水+防寒で、 マイナス10℃の中でも手が冷たくなることなく作業できました。

▶ 防寒テムレスをAmazonでチェックする

ちょっとした装備の差が、作業の快適さを全然違うものにしてくれます。


収入は分散して考える

私の場合の地方での仕事は、 収入源を分散することが大事です。

現在、季節の仕事のほかに、GAC•River Toursという屋号で、天塩川のでカヌー体験やドリフトボートフィッシングツアーなどを行うガイド業をしています。

HPはこちら→GAC•River Tours

自分の仕事+地域の人手の足りない時にスポットで仕事をするのが、自分の仕事をしつつ地域との関わりが持てる、良いバランスなのではないかと思います。

例えば私の場合は、

  • 12月〜2月:雪下ろし、JR除雪
  • 3〜4月:白樺樹液採取、農家の手伝い
  • 5月〜11月:川下り、ドリフトボートフィッシングツアー

というふうに、 季節に合わせて仕事を変えながら生きています。

都会のサラリーマンみたいな安定収入ではないけれど、 そのぶん時間も自然も豊かで、ストレスは少ないです。

だんだんと、季節のバイトみたいな仕事は無くし、全部個人の仕事にしていくつもりで動いています。

冬場はテレマークスキー教室、通年でライターの仕事できたらいいなと考え中。


小さな特技が仕事になる

田舎では、 ちょっとした得意なことが意外と役に立ちます。

  • カヌーに乗れる→ カヌーガイド、ドリフトボートガイド
  • 体力がある→ 農作業・雪下ろしなどの力仕事
  • DIYできる → 子牛の小屋作り、溶接

自分にとって「そんなの普通でしょ」と思っていることが、 地方だと貴重なスキルだったりします。

「これくらいじゃ役に立たないかも」なんて思わずに、 できることを小さく提供してみると、 意外と誰かに必要とされることがあります。


気になる地域があるならまずは行ってみよう

ここまで読んでいただいてわかる通り、 僕が今のような暮らし方ができているのは、もともと地域の人たちとの関わりがあったからこそです。

いきなり何の縁もない土地に来て、 すぐに同じような暮らしをするのは、 正直言って再現性が低いと思っています。

だから、もし都会に住んでいて「地方で暮らしてみたい」と考えているなら、地域おこし協力隊に応募してみるとか、地域の会社に就職する方が生活が安定していて安心な気もします。

まずは気になっている地域があるなら何回か通ってみて地域の人と知り合いになるのがいいかもれないです。

まずはそこが移住の第一歩だと思います。

まとめ|心配しすぎなくていい

移住前は、生活していけるかなと不安でした。

でも、飛び込んでみたら、 案外なんとかなるものです。

今、もし迷っているなら、 肩の力を抜いて、 「ちょっとやってみようかな」くらいの気持ちで動き出してみてください。

きっと、 都会では味わえなかった面白い世界が待っています。多分。

※本記事には一部アフィリエイトリンクが含まれています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました