- 木製バランスボード欲しいんだけど、自分で作れないのかな
- 木製バランスボードをできるだけ安く買いたい!
- 木製バランスボードを自分で作って子どもにプレゼントしたい!
このような疑問を解消していきます。
木製バランスボードって市販のものでも最低8,000円くらいしますよね。
高いよ・・・
そこで、雪板を作る要領で木製バランスボードを手作りできるのはないかと思いつくってみました。
子どもに渡したら喜んでくれて、バランスボードの上でブルブルするのがおもしろいみたいです。
ということで、今回の記事は木製バランスボードを自作する際の材料代・手順を紹介していきます。
手作り木製バランスボードの材料
総額では3,000円くらい。
90cm×40cm×2.5mmのラワンベニヤを5枚
近所のホームセンターで買った方が安いかもしれません。
好みのサイズに切ってくれるホームセンターもあるので、近場のお店をチェックしましょう。
ベニヤ板同士を引っ付けるのは木工用ボンド
結構たくさん使うので、最低でも1kgは必要。
滑り止めは雪板用デッキテープの余り
こちらは「fantastick デッキテープ」とググると出てきます。
水性ウレタンニス
バランスボードを塗装するために使います。
油性のものでも問題ないと思いますが、匂いがきついです。
水性ウレタンニスなら匂いも少ないので不快感なし。
木製バランスボードを作るために必要な機材
手作りなので、工具は必須です。
圧着させるための3cmくらいのビス
ベニヤ板同士を圧着させるのに使います。
タイダウンベルト
圧着した板を曲げるのに使います。
2×4材
ベニヤ板の短い辺の裏側にビスで一緒にくっつけて、ビスの先を隠すのに使います。
タイダウンベルトがビスに引っかからないようにするためです。
ジグソー
ベニヤ板の4辺を切り落とすのと、角を丸く切るのに使います。
トリマ
圧着したベニヤ板の面取りをするために使います。
インパクトドライバー
ビスを打つのに使います。
手で回すプラスドライバーでものできなくはないですが、手に豆はできるし、豆は破れて痛いので、電動工具を使うことをおすすめします。
サンダー
バランスボード全体をやすりがけするのに使います。
紙やすり
サンダーだけではやすりがけできないので、紙やすりも一緒に買っておかないとダメです。
工具だけ買い揃えても数万円になっちゃいますね・・・
ここまで工具を買い揃えるくらいなら市販のバランスボードを買った方が、安くて早くて安心かも。
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木製ではないですが、作る手間を考えたら、十分これで遊べそうですね。
手作り木製バランスボードの作成手順
どうやって木製バランスボードを手作りしたのかを紹介していきます。
よく分からん!って箇所があったらコメントしてください。
①木工用ボンドを塗る
ベニヤ板のサイズは縦40cm×横91cm×厚さ2.5mmです。
ベニヤ板にムラなく木工用ボンドを塗ります。
この作業を4回繰り返して、5枚のベニヤ板をくっつけます。
②ビスで4辺を圧着させる
5枚重ねたベニヤ板の4辺をビスで圧着していきます。
ビスで止めることで、板同士が密着してボンドの乾燥後、剥がれにくくなります。
短い辺の裏側には2×4材を当てています。
この後タイダウンベルトで引っ張るので、ビスの頭を隠すためです。
ビスの頭が出ているとタイダウンベルトを引っ張ることができないので。
③タイダウンベルトで板を曲げる
板に一周するようにタイダウンベルトをかけて、引っ張ります。
すると、板が曲がってそのままの形で維持できるので、このまま乾燥させます。
④2日間乾燥させる
木工用ボンドが乾くまでに最低24時間は乾燥させましょう。
板の端の方はすぐ乾きますが、板の中心部はなかなか乾かないので、気長に待ちましょう。
⑤乾いたらタイダウン・ビスを外す
木工用ボンドが乾いたら、タイダウンベルトとビスを外しましょう。
それぞれ外したら、ほぼ木製バランスボードの形になっています。
⑥4辺をジグソーで1センチずつ切り落とす
曲がった板の4辺はビスの穴が空いていてカッコ悪いので、ジグソーで切り落とます。
ジグソーを使うときは手を切らないように注意してくださいね。
⑦4辺の角をジグソーで落とす
1歳児が使う木製バランスボードなので、角が尖っているとケガします。
なので、角を丸くジグソーで切り落とす。
⑧トリマで面取りをする
トリマを使って面取りをします。
ベニヤ板のささくれ立ちを防止できますし、触っても痛くないようにできます。
⑨サンダーでバランスボード全体をやする
240番くらいのやすりで全体をやすりがけします。
この時にささくれなどもぜんぶ落としましょう。
⑩水性ウレタンニスを木製バランスボード全体に塗る
ベニヤ板のささくれ防止とバランスボードの耐久性を上げるのに、全体に水性ウレタンニスを塗ります。
全体的に1回塗れば十分です。
面取りしたサイドも忘れずに塗りましょう。
11・滑り止めを貼り付ける
今回使ったのは雪板用のデッキテープの余りです。
バランスボードの上側には丸く切ったデッキテープを貼り付けました。
裏側には全体的にデッキテープを貼りました。
床に当たるので、バランスボードも、フローリングもどちらも傷つかないために。
12・完成!
1歳の我が子は木製バランスボードの上に乗ってブルブルしたり、親の補助を受けながらゆらゆら遊んでいます。
手作り木製バランスボードの作成時間
乾燥させている時間を除いたら、3時間くらいでしょうか。
やり出したら結構すぐできると思います。
手作り木製バランスボードの耐久性
子どもが使うのもなので、耐久性は気になりますよね。
80kg弱ある私が乗ってみてもとりあえずは大丈夫でした。
しかし、両端に足をかけてゆらゆらするのは怖くてできなかったです・・・
10kgくらいの子供であれば問題なく使えています。
30kgくらいの子どもまでなら大丈夫かも。
手作り木製バランスボードの改善点
両端に向かってカーブが真っ直ぐになっちゃっいました。
市販の木製バランスボードだと、板の湾曲が端まで綺麗になっていて、円をばつんと切った感じで美しいですが、私のつくったバランスボードは両端に近づくにしたがって真っ直ぐになっている・・・
タイダウンベルトとか使わないで、板を曲げるための型を作らないと綺麗なカーブはできないのかもしれませんね。
まとめ
木製バランスボードは手作りした方が断然安いです。
雪板の端材なのでほぼタダです。
しかし、工具を買い揃えたりするところから手作りバランスボード作りを始めるというなら、結局割高になっちゃいます。
今後もDIYでいろんなものを作ったりしたいなら工具はあっても困りません。
しかし、バランスボードだけ欲しいのであれば、作る時間も勿体無いのでサクッとお子さんのために買っちゃいましょう!
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