ジモティーで買ってきたカヌーがひどく白化していたのでレストアしています。
カヌーがあまりにも白いので、好きな色に塗ろうかと考えていましたが、そんなお金も時間もありません。
白くなったカヌーを元の色に戻す方法を見つけたので実践してみました。
カヌーが白くなってきたらこの記事で紹介する方法をぜひ試してみてください。
白くなったカヌーはスチールウールで擦ると元に戻る
修復しているカヌーはロイヤレックス製のカヌーです。ロイヤレックスはABS樹脂というプラスチックでできているらしく、紫外線にさらされると表面が白く濁ります。
ABS樹脂というのは車のパーツなどに使われていて、白化したパーツをスチールウールでこすると綺麗になるという記事を見つけてカヌーに応用してやってみました。
使っているスチールウールはダイソーで売っていたものです。
アマゾンにも売っています。
ペンキを買ってきてカヌーを塗装するよりも遥かに安いので、お金をかけないでカヌーを直したい方はチャレンジしてみてください。200円くらいできれいになります。
スチールウールでカヌーを擦るだけ【注意点あり】
スチールウールで白化したカヌーを擦ると元の下地の色がすぐに出てきます。
ちょっと力が必要ですが、根気強くゴシゴシ擦るとかなり綺麗になりますね。
乾燥状態でこすろう
乾燥した状態でスチールウールでこすった方がいいです。水に濡らすと剥がれた白い粉がダマになってスチールウールにこびりつき、こすりにくくなります。
綺麗になっているか確かめたかったら、後から濡れ雑巾で拭き取るのがいいです。
30分でカヌー半分綺麗になった
30分スチールウールでこすって写真のようになりました。
元はこの写真のように全面的に白かったです。あと1時間くらい擦れば全面綺麗になりそうですね。
こすり終わったらスーパープラスチック光沢復活剤を塗る
この復活剤を塗るとより綺麗になるみたいです。カヌーの全面をこすり終わったらスーパープラスチック光沢復活剤を塗ってみたいと思います。※下に追記しました。
白化したABS樹脂をバーナーで炙って綺麗にする方法もあるみたいですが、大事なカヌーが変形でもしたら大変。
スチールウールで擦るだけなので、安全に簡単に綺麗になります。お試しあれ。
追記:スーパープラスチック光沢復活剤を塗ってみた
アマゾンで注文したスーパープラスチック光沢復活剤が届いたので塗ってみました。
写真はカヌーの上半分に塗ってみたあと。写真では分かりにくいですが、光沢が復活しました。
カヌー全面に塗った後の写真。光に反射させると光沢がわかりやすいですね。
復活剤を塗った直後は若干ベタベタしています。乾燥したらまた追記したいと思います。
塗った次の日に触ってみましたが、まだヌルヌルしています。あんまり厚く塗ると乾燥しないのかもしれません。
スーパープラスチック光沢復活剤は500ml一本あれば足りました。カヌー全体に塗ると後半少なくなってきて不安になりますが、塗り切れます。
値段は1553円で売っているAmazonが1番安いです。楽天等でも調べましたが、2000円くらいします。
スチールウールでこすって、スーパープラスチック光沢復活剤でカヌーはきれいになります。塗装するよりも遥に安上がりなので、カヌーが白化してきたらやってみてはいかがでしょうか。
追記:日光に当ててたらまたカヌーが白くなってきたので炙ってみた
スチールウールで擦ってカヌーの白化した部分を除去したのですが、日光に当ててたら数週間で元通りになってしまいました。
擦る方法で白くなった部分を除去してもどうせまた白くなるので今回はガスバーナーで炙ってみました。
以下参考動画です。
プラスチックの白化した部分は炙ると元通りになるとYouTubeで見たので実践してみます。
気を抜くと焦げるので要注意
ちょっとでも同じ場所にガスバナーの火が当たると焦げます。なので、大切なカヌーを炙るのは賢明な判断とは言えないでしょう。
全体的に白いのは無くなった
これでまたしばらくして白化するようなら直さないでもう白いまま使いたいと思います。
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