- 林業って危なくて最悪死ぬとか言うけどどれくらいの人が亡くなっているの?
- 林業に転職を考えいるけど、危険という噂を聴いて不安・・・
- 林業でなんでそんなに多くの人が怪我をしたり、亡くなたりしているのか教えてほしい
このような疑問、不安に答えていきます。
記事冒頭の写真は私が4ヶ月間腰に巻いていたコルセットの写真です。
2年前林業で自立したいと思い、森林組合に転職し、きこりになるべく修行の道を歩み出しました。
しかし、残念ながら現在は林業を辞めています。
仕事中枯れ木が落ちてきて、頭に直撃し背骨を折ったからです。
立っている位置が違えば死んでいました。
林業に転職して感じたことは・・・・林業はめっちゃ危なくて最悪死ぬ
林業がどれくらい危険な職業なのか答えていきます。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
【林業はやめとけ】年間30人林業従事者が死んでいる!
平成30年の林野庁の調査だと年間約1300人くらいの林業従事者が山で何かしら怪我をしていて、その中のおよそ30人が死亡しています。
年間30人というと10日で1人死んでいるという計算です。
この間も福島県で一人死亡しました。
木の下敷きになっていたそうです。
私もこのニュースのようになっていたかもしれません。
考えるとぞっとします。
死亡者数は平成11年の70人くらいから今では半減していますが、それでも年間30人というのはあまりに悲惨な数字です。
【林業はやめとけ】山でやってはいけないことを当たり前にやっている!
林業では危険がつきものです。
木を倒す方向や、切り方を間違えれば簡単に怪我をします。
最悪死にます。
林野庁などからも、危険な伐倒方法は使用禁止の御触れが出ていますが、現場はそんな面倒なことやってられないといった感じで、やるなと言われていることを当たりまえにやっています。
やるなといわれていることをやって当然の環境ですから、怪我や死亡して当然の仕事環境とも言えます。
【林業はやめとけ】日本の山は荒れ放題!より危険な作業現場
日本の山は管理されていない現場がほとんどです。
木が密に生えていて、一発で木を倒すことが難しい現場がほとんど。
林が密になっていると、伐倒しても他の木の枝に引っかかりしてなかなか倒れません。
処理しているうちに他の木が倒れたりして、その下敷きになるとかよく聞く話です。
山が荒れていると安全に作業することが困難になります。
残念ながら仕事で入る山は、荒れた山が多いので、さらに怪我をするリスクが高い!
僕の命を守ったヘルメット
私が背骨を骨折した時に被っていたのが、ファナーのヘルメットです。
ヘルメットに枯れ木が直撃したのですが、私の頭に傷は全くなく、ヘルメットに少し擦り傷がついた程度でした。
ファナーのヘルメットは、フィット感もよく、通気性にすぐれ、大切な頭を守ってくれます。
ファナーのヘルメットを被っていなければ死んでいたかもしれません。
山ではヘルメットをかぶりましょう。
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【結論】林業への転職はおすすめしない
この記事に辿り着いたあなたは、林業に興味があって転職を考えているのではないかと思います。
オフィスを飛び出して、自然の中で働いてみたい気持ちはよくわかります。
しかし、正直に言って林業は死ぬ確率があまりにも高いのでおすすめしません。
林業がおすすめじゃないと言われ、気持ちが揺らいだあなたに
林業に転職しようと調べていたらこの記事に辿りつき、林業がおすすめじゃないと言われ「じゃあどうしろと?」と思いますよね。
まずは、転職に向けてあなたの特性を測った方がいいと思うんです。
- 実際に林業に転職してみて実は向いてなかった・・・
- 毎日体力的にきつ過ぎてやばい・・・
- 人間関係がつらすぎる・・・
なんてこともあり得ます。
それを避けるためにも、自分の特性をコンピテンシー診断で計測してみましょう。
コンピテンシー診断とは・・・あなたの職務適性やパーソナリティの特徴、ストレス要因、相性の良い上司・部下のタイプなど、 ビジネスマンとしてのあなたのコンピテンシー(行動特性)を分析できます。(引用元:ミイダス)
リクルートのミイダスでは上記のコンピテンシー診断が無料でできます。
あなたの性格や向いている職業を計測してくれるので、思ってもみなかった仕事に向いていた。
なんてこともあり得ます。
無料でコンピテンシー診断ができるので、今すぐ試してみましょう。
付録:私のコンピテンシー診断の結果
参考までに私自身もミイダスでコンピテンシー診断をやってみたので、その結果を載せておきます。
事務職が向いているという結果になりました。木こりに向いてないという・・・笑
こんな感じで自分の内面を言語化してくれて、どんな職種に向いているのか教えてくれます。
自分でも知らない性格も出てくるので、結構面白いですよ。
まとめ
林業は危険です。
生半可な気持ちではできません。最悪死にます。
今後の人生に影響を与える怪我をする可能性もあります。
もうこれ以上林業に携わる人がケガをしてほしくないですし、死んでほしくないです。
林業への転職は慎重に行ってください。
まずはミイダスに登録してコンピテンシー診断をしてみると、別の職業への転職も考えられます。
今すぐにミイダスを試しましょう。
コメント
初めまして。30歳転職活動中で林業に興味がありいろいろ調べていたので参考になります。林業の大雑把なイメージは自然の中で健康に身体を動かして給料がもらえるイメージがありましたが、理想と現実は違うんですね。ネットで調べると仕事に使う道具はすべて自腹購入&仕事車の燃料代自腹というのを見たことがありますが本当ですか?林業は辞めた方が良いみたいなことを書いてるブログもたくさんありました。
コメントありがとうございます。
林業は重労働です。30度を超える気温の中、急斜面で刈り払い機を扱ったりとかなりきついです。
私が勤めていた事業所は優遇されている方で、作業車があり、個人が使う機械の購入補助などありました。チェーンソーや刈り払い機の燃料も会社もちでした。
他の事業所の話を聞くと、チェーンソーなどの個人の機械、それの燃料・現場までの移動は自家用車で行く、という話を聞いたことがあります。
林業に転職してやってみないとわからないと思いますが、あまりおすすめはしないです。
今後林業で独立を考えていて、まずは森林組合などの事業所に雇われて技を磨くという方法はありだと思いますよ。
とはいえ、林業は危険なので、よく考えて転職してください。
仕事なんかで今後の人生に影響が出るような怪我や、命を落とすなんてことがあってほしくないです。
気になる点があればまたコメントしてください。