読書なんかやめとけと言われるけど、それって本当なのかな?読書した方がいいという意見もあるし結局どっちなの?
この疑問に答えます。
本記事の内容
- 読書はやめとけと言われる3つの理由
- 読書はやめとけと言われる理由がアホすぎる
- 今すぐ読書はするべき【簡単に勝てる】
私は月に10冊ほど読書をしています。読書をすることはいいことばかりなんですが、読書はやめとけという意見もTwitterで見かけたりします。
反対に読書は大量にして知識をたくさんインプットしようという意見もちらほら。結局どっちなんだよと言いたくなる気持ちになると思います。
今回の記事では読書はやめといた方がいいのか、するべきなのか決着をつけたいと思いますので、最後までお付き合いください。
読書はやめとけと言われる3つの理由
読書はやめとけと言われる理由は以下の通りです。
- ネットで無料で情報収集できる
- 本を読んだだけでは役に立たない
- 本を読み終わるまでに時間がかかる
それぞれ解説します。
ネットで無料で情報収集できる
本なんか読まなくても必要な情報はあなたの今見ているスマホやパソコンで瞬時に調べられます。
ネットがない時代ではわからないことがあると図書館や本屋に行き、答えの載っていそうな本を読んでみて正解に辿り着くというプロセスを踏んでいました。しかし、現代ではインターネットのおかげでなんでもどこにいても調べられる便利な時代に。
今の時代にはネットで無料で調べられるんだから、本なんかやめとけと言われる理由の一つです。
本を読んだだけでは役に立たない
Twitterなどで読書はやめとけと言う人の意見は以下の通り。
- 本を読んだって内容はどうせ忘れる
- 本を読んだらアウトプットしろ
- 本の内容を行動に移せ
本の内容に感心しながら最後まで読み終え、そこで満足してしまいアウトプットや行動に移せないのは意味がないから読書はやめとけと言われる理由です。
本を読み終わるまでに時間がかかる
読書は時間がかかります。
1冊読み終わるのに5〜6時間かかるものがあります。しかも、その時間を使って読んだ本は良書ではない可能性も。
せっかく時間をかけて読んだのに、本の内容は大したことなくて時間を損することがあります。
時間を損することがあるくらいなら、別の有益なことに時間を使った方が良さそうです。
時間がかかることも読書はやめとけと言われる理由です。
読書はやめとけと言われる3つの理由がアホすぎる
ここまで読書はやめとけと言われる理由を解説してきましたが、どれもアホすぎます。(アホとかいってごめんなさい。)
読書はやめとけと言う意見を鵜呑みにしてはいけません。ここでは、読書はやめとけと言う意見に対して真っ向勝負して行きたいと思います。
読書はやめとけと言われる理由がアホすぎる理由は以下の通り。
- ネットで無料で情報収集できる→あなたは知っていることしか調べられない
- 本を読んだだけでは役に立たない→知識の幅があなたを助ける
- 本を読み終わるまでに時間がかかる→苦労して得た知識は記憶に長期定着する
それぞれ解説します。
あなたは「知っていること」しか調べられない
インターネットがあれば、世界中の情報を無料で検索できるから本を読む必要はないなんて言う人がいます。その意見は正解でもあるし、不正解でもあります。
なぜかと言うと、あなたは「あなたが知っている事しか検索できない」からです。
どういうこと?と思われた方に向けて詳しく解説します。
グーグルで検索するときは、あなたの頭の中にあるワードを使って調べます。このページに辿り着いたと言うことは[読書 やめとけ]と検索したはずです。
つまり、あなたの知識の中に[読書]と[やめとけ]というワードをあったからこそ調べることができました。
仮に[読書]も[やめとけ]も知らなければ検索することができなかったことになりますよね。
他のことを調べるときも同様です。あなたが知ったこと、誰かから聞いて知ったことで気になった事しか検索できません。
最近で言うと下記のようなワードが話題ですが、ご存知ですか?
- NFT
- ChatGPT
- DeFi
- MEO
- EBPM
聞いたこともあれば、聞いたこともないようなワードはあると思います。ある日突然あなたの頭にあなたが今まで知らなかったワードが急に思い浮かぶことはありません。
インターネットでなんでも知れることは確かですが、あなたが「知っている事しか調べることはできない」と肝に銘じておきましょう。
知識の幅があなたを助ける
前項であなたは「知っている事しか調べることができない」とお伝えしました。
となると、本を読んでも役に立たないと言う意見におかしな点が出てきます。
あなたは「知っている事しかインターネットで調べることができない」ので、頭の中に多くの知識があった方が様々な検索ワードを組み合わせ調べられます。
頭の中のデータベースが幅広いからこそ、グーグルをうまく使いこなし、より専門的な事柄を「知る」ことができます。
読書は未知との出会いの場
読書というのは今まで知らなかったことに出会う場だと思っています。
本は役に立たないから読まないというスタンスだと、私にはこれ以上知識はもう必要ないので、今持っている幅のない小さなデータベースで生きていくと言っていることと同じ。
本を読むことによって役に立つかどうかでは問題ではありません。読書によって今まで知らなかった知識をあなたの脳に蓄積していくための足ががりとして本を読むことは大切なんです。
苦労して得た知識は記憶に長期定着する
子どもは40000回質問するという本の中の一説です。
本を読み、専門家に相談するのは、グーグルで検索するより労力や時間がかかるし、フラストレーションも大きい。しかし、だからこそ私たちは深く学ぶのだ。(P111より引用)
読書は時間がかかります。文字は小さいし、分厚いし、自分で読まなきゃいけないので結構しんどいです。
現在ではYouTubeで本の要約チャンネルや中田敦彦のYouTube大学短時間でパッと知識が吸収できそうなコンテンツはたくさんあります。実際に私もみたりしていますが、動画を見ているときは「へぇそうなんだと感心しながら見ていますその内容を今でもすらすら言えるかと言われたら怪しいです。
しかし、読んだ本の内容をざっくり教えてと言われたら伝えることができませんか?時間をかけて習得した知識は記憶に長期で刻まれます。
読書は時間をかけて得るからこそあなたのものになります。
今すぐ読書をするべき3つの理由
検索欄で[読書 やめとけ]と検索している暇があったら今すぐ読書を始めることをおすすめします。
その理由としては以下の3つ
- あなたが得た知識は誰も奪えない
- 日本人の平均勉強時間は6分
- 日本人のおよそ半分は本を読まない
それぞれ解説します。
あなたが得た知識は誰も奪えない
お金は稼いだら稼いだ分税金を取られます。1億円稼いだとしたら、約4000万円もの所得税を納めなければいけません。
その点、あなたの脳の中にある知識はいくら増やしても誰も奪うことはできません。
読書をすることであなたの頭の中に知識を増やし、知識と知識を組み合わせることで新しいアイディアを生み出すこともできます。
読書は自分の脳みそに投資するのと変わりなく、投資によって増えた知識や経験は誰も奪うことができない最大の資産になります。
なので、今すぐ読書を始めましょう。
日本人の平均勉強時間は6分
世界的にみても日本の社会人の勉強時間は短いと言われています。
その時間はなんと6分。
総務省統計局の「平成 28年社会生活基本調査」※1によると、有業者が「学習・自己啓発・訓練」に充てる時間は1日当たり平均6分間
とにかく日本人の大人は勉強していません。
確かに仕事に家事に忙しく勉強している暇がないのかもしれません。
しかし、時間とは作るものです。スマホゲームしてる時間や無駄にSNSを眺めている時間を読書に変えるだけで簡単に6分は超えられます。
まずは自分の生活の中で、読書に置き換えられそうな行動を見直してみましょう。
日本人のおよそ半分は本を読まない
日本人の読書量ってご存知ですか?
ひと月に何冊の本を読みますか?という文化庁の平成30年の調査結果は以下の通りです。
- 読まない:47.3%
- 1〜2冊 :37.6%
- 3〜4冊 :8.6%
- 5〜6冊 :3.2%
- 7冊以上:3.2%
なんと月に1冊も読まない人が47.3%
ひと月にたった1冊で本を読むだけで日本人の上位半分、7冊聴けば上位3%に入れます。
周りが読書や勉強をしない中、通勤中に学習するだけで半分より上にいけるというモチベーションがあれば本を読む気になれます。
読書する時間がない人向けにおすすめのサービス:オーディブル
読書をする理由はわかったけど、本を開いてゆっくり読んでる時間なんてないという方もいると思います。
そんな忙しい方におすすめのサービスがあるのでご紹介します。
アマゾンが提供する本の朗読サービスのオーディブルです。
私はオーディブルを使い始めて3年ほどになりました。紙の本も読みますが、通勤時間や家事の間など本のながら聴きをして時間の有効活用をしています。
オーディブルの詳しい内容はこちらの記事からご覧ください。
今回の記事は以上となります。
本というのは著者・編集者・出版社などの多くの人の目を通って世の中に送り出される信頼性の高い情報の集まりです。
読書なんかやめとけという人の意見なんか全無視で本をたくさん読みましょう。本を読むことで世界の見え方や考え方が変わります。
まずは一冊読んでみましょう。
おすすめの一冊
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